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竹川美奈子著「税金がタダになる、おトクなNISA活用入門」を読んだ

竹川美奈子さんの「税金がタダになる、おトクなNISA活用入門」を読みました。つい最近出た本。とれたてピチピチ。
最新版! 税金がタダになる、おトクな「NISA」活用入門/ダイヤモンド社
¥1,512
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立てづらいながらもなんとか設定しているライフプラン、これに沿って始めた投資信託。しかしそもそも投資信託のことがイマイチ分かってないためか、オトク具合がわからないのでNISAは保留としています。まずはこの本でNISAの一歩をば…と思って読み始めましたが、やはりライフプランに立ち戻りそれを達成するためにNISAをいかに使うかを考えるべき!と喝を入れていただいた気分で読みました。


■リバランスが難しいってことか!
NISAは100万という「買える」枠が決まっているので、80万の投資信託を買って、20万売って、40万の投資信託をまた買えないんだって。80万の投資信託を買ったら、20万売っても、次に買えるのはあと20万だけなんだって。
そういうことを前に他の本で知って、「ふーん(だからなんじゃろか?)」と思って読んでいましたが、そっかリバランスが難しいってことなのか。竹川先生、わかりやすいよー!あじゃじゃしたー!


■ゆえに初心者にはバランス型がオススメ!
アタマがもげるかと思うくらい、納得のうなずきをしました。
「投資はじめてさん」のための5カ条をあげてくださっていて、うおお、もはや家訓!
そしてすでに投資をしている人(投資経験者)向けの活用方法は「ベテランさん向け5カ条」。わたしはすでに積立て投資信託をはじめていますが、理解度としては完全にはじめてさんなので、じぶんなりの真ん中をとるといいのかなと思いました。


■そんなことより税金の優遇制度を知らねばならぬ!
第2章を読んで「そうなんだよー!!!」と心の中で絶叫。
この間読んだ、野尻哲史著「日本人の4割が老後準備資金0円」で確定拠出年金に興味を持ったんだけれど、専業主婦になると資格を失うとかでぷんすか。そしてわたしは厚生年金なので個人型確定拠出年金にはいれるけど、使えるのは2万ちょっとなんだって、がびーん。

こういう税金の優遇制度は自分の働き方や扶養などで決まるので、ひとそれぞれ。ひとそれぞれっていうと、そっか、ふーんって感じですが。
ちがうちがうそれじゃダメダメ。
まず知らなきゃ、そしてそれぞれ選択できるようになって、それではじめてひとそれぞれって言えることだよね。

私は独身で、女性で、会社員で、副業してて、今までは厚生年金で、今はNISAと確定拠出年金に興味があります。
そして今後、以下5つの可能性があります。
結婚して専業主婦になる♡
結婚して自営業の兼業主婦になる♡
結婚して会社員の兼業主婦になる♡
結婚しないで独身会社員のまま(泣)
結婚しないで自営業一本にする(泣)
この5つのどの道を選んでも、達成したいライフプランを叶えられる選択肢を立てるべきなんです。


■じぶんの人生を組み立てたいよー
たとえば、60歳までに3000万貯めたい!と思っている場合。
月々いくら預貯金するぞ。
月々いくら積立て投資信託するぞ。
その一部の積極投資する確定拠出年金にして、また別の一部をリスクの低いNISAにするぞ。
と設定して、結婚して専業主婦になったら確定拠出年金は続けられません。ブブーッ!

または、確定拠出年金はよくわかんないからやめておこう。
そのぶん月々いくら預貯金するぞ。
そしたら月々いくら積立て投資信託するぞ。
積立て投資信託は、NISAくらいはつかおっかな。
なんて設定して、結婚して自営業の兼業主婦になったら、厚生年金から国民年金になって年金支払額減って助かるわーって、ブッブー!
※年金支給額が減るんだから確定拠出年金や小規模企業共済とかに入るようにしなきゃなんだなー。

うーむ。ライフイベント毎にライフプランを見直すのは当然のとこととしつつも、こういうことって今ある選択肢どころか、過去の選択が今にどう影響しているのかってことすらわからず終わることが多いんじゃないかな。どうしたものか。


■どこで知ることができるのかなー?
「日本人の4割が老後準備資金0円」でも、女性は知識が少ないっていう指摘があったけど、あったけど!じゃあどこで知ることが出来るんですかっつー話なわけです。

知り合いの既婚者フリーランス女性数人にいろいろ聞いてみたらば、個人型確定拠出年金も小規模起業共済も知らない、初耳っていう方々が多かったです。またそれどころかフリーランスの兼業主婦ですって言っているけれど、実は第3号被保険者という方々がほとんどでした。せんせー!それって専業主婦がパートしてるのと同じってことじゃないですかー!?それってそもそも兼業主婦じゃ…ボスッ(殺)。
なぜ自営業の兼業主婦じゃなくて専業主婦なの?と聞いたら、だいたいの答えはよく分からなかったから、でした。あとは、税理士さんがそう勧めたからとか。

税理士さんかあ。税理士さんだけでいいのかなあ。ライフプランを達成するには、これに加えて保険や年金なんかも総合的に検討しないとなんですよね。うーん、誰が詳しいの?何読めばいいの?
女性の知識はどこで増やせばいいの?
もやもやもや~ん。



という感じで最終的にはNISAを積極的に活用するために、女性のための知識が欲しいと思いつつ読みました。
竹川先生のこの本、2章の部分が独立しないかなあ。
独身女性が上記4つの可能性を持っている場合、最大公約数はこれです!ってわかりたいなあ。
意外と?既婚フリーランス女性たちはこういうことを特別知りたいという反応は少なく、アラサー独身女性や既婚兼業主婦で会社員からフリーランスになる&なったというタイミングのひとからの反応が大きかったです。ふむふむー。

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コメント

1. こんにちは

すみません~、確定拠出年金の魅力って何ですか?
自分でやってるくせによくわかりません。
使い勝手が悪い種類の少ない投資信託ぐらいにしか思えないので…
企業のものは更に拠出金額が少ないですよ。(給料から出しても月1万円台とか)

種類も外国株式、外国債券とかざっくり数種類しかないので市場に出てるパフォーマンスのいい毎月分配型の投信をNISAで買う方がよほど増えると思います。

自分で入っておきながら確定拠出年金の良さがわからないので魅力が知りたいです!

2. Re:こんにちは


>ぴーたんさん
こんにちは!
わたしはとにかく超初心者なので、今は一喜一憂したくないなー、トクをすることより損をしないことを優先したいなーと思っています。

またわたしの場合、もし結婚して家にいる必要がでたら、会社を辞めて専業主婦に一直線ではなく、専業主婦とフリーランスどっちにしよかな?と選べるように努力することができます。

というわけで、いまのところ5年10年という期間で利益と損益にドキドキするNISAはまだうまく使う能力がないこと。そして損益がでると節税効果は100%ではないことが気になります。

それに比べると少額ですが短期の損益にとらわれず、掛金が所得控除になり、運用利益も課税されず、受け取りも退職金控除の対象になるという、節税面でのメリットに興味を持ちました。1万円でも所得控除の対象になったらうれしーなあ。

また、結婚して家にいる必要があってもフリーランスを選択すれば額も増やして続けられる点も魅力に感じます。

3. Re:Re:こんにちは

>opalさん
節税ということなんですね~
ちゃんと理解もせず、日本株式と外国株式半々で買ってました^_^;
基準価額もわからないのでほんとにイマイチなんですよ。
他社のはどうなんだろう…

4. Re:Re:Re:こんにちは

>ぴーたんさん
60までほんとにほっとける安心感もあるかなーと感じて興味を持っています。
NISAはつぎのステップかなあ。
まあ、どちらもまだやってないのでなんともですが、あれこれ悩んでやらないわたしより、とにかくやっているピータンさんのほうが良いことは確かだと思います!

5. 小心者なんです

うちも、主人の会社の厚生年金基金が廃止になってしまい(まさに今日)、個人型確定拠出年金を考える事になりました。
やる気満々だったんてすけどね・・・。

息子の同級生が20歳ちょいで、どんどん結婚してるんですが、『結納と披露宴で500万軽く飛んだ』とか聞くと、60歳までどうにも出来ないのは難しい場合もあるかなと。
お子さんが大学でスポーツをやっていて、練習ばかりでバイトが出来ず、遠征費が嵩みまくりで、ついに親御さんが家を売ったという話も身近でありましたし。

勝手に怖がっていては、何も始められないんですけどね(苦笑)
ちなみに、NISAですが、長年お世話になっている野村證券の店頭で何も考えずに申し込んで、ご褒美の2,000円を頂戴したものの、購入手数料が怖くて、何も買わずにいます(汗)
しかも、何も買わないまま、来年はセゾンかどこかに移動させるかも(罪悪感ありあり)
ネット証券&ネットバンクは、友人が大変な目に遭ったので、怖くて出来ないんです。
安いんだけどなぁ・・・(涙)

6. Re:小心者なんです

>ぷにょぷにょさん
そうなんですよね。60まで封印って、20代には遠いですよね~。
500万円が高いか安いかはビミョーですが、たぶんだからこそ年金や貯蓄をきちんとしている結婚相手のほうが魅力的だと思います(笑)。

7. 無題

いえ、そうではなくて(汗)
子供の結婚式の費用を出さなくてはいけない親の私たちが、60歳まで動かせない物に入れるのが怖いという意味で・・・。
40代半ばって、本当に先が読めないんです
・・・。
子供たちの結婚、孫の誕生、親の介護・・・やっぱり、絶対使わないお金以外は無理だな・・・確定拠出年金。
ハァ~。

8. Re:無題

>ぷにょぷにょさん
えー?なんで子どもの結婚資金をだすんですか?
とっても不思議です。
ぷにょぷにょさんちのこになりたいです!

9. 無題

なるほど(笑)
私の周りは(私を含めて)、自分の結婚式の費用は、すべて親に出してもらってるから、自分も出してやらなきゃいけないって思ってるんですね。
周辺の府県もそうなので、おそらく地域性なんでしょう。
なんだか不思議です(笑)
こちらは、結婚式は親の費用で、老後は自分で用意するのがごく普通なんです。
なんだか、おかしな事ばかり書いてしまいましたね。
今回の返信は結構です、失礼しましたm(__)m

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プロフィール

opal (おぱる)

Author:opal (おぱる)
アラフォー、既婚、会社員。インデックス投資信託を2014年8月からコツコツ毎月積立してバイアンドホールドを目指す。貯蓄、倹約そして浪費の日々もメモ。
弊ブログでは「アセットアロケーション」は無リスク資産を含み、生活防衛資金は含みません。「ポートフォリオ」「リスク資産配分」はリスク資産部のみを指し、無リスク資産や生活防衛資金は含みません。

【メディア掲載履歴】
日経ヴェリタス2015年11月15日号
Yen SPA! 2016年 冬 1/12号
東証マネ部!2017年 5/30
DAILY ANDS「投資信託メンズ化計画」全5回 2017年7/28
日経新聞web版 2018年 2/19
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