確定拠出年金(DC)について2冊を読みました。
「日本人の4割が老後準備資金0円 老後難民にならない 逆算の資産準備」
→読んだ記事野尻哲史著「日本人の4割が老後準備資金0円」を読んだ
「最新版! 税金がタダになる、おトクな「NISA」活用入門」
→読んだ記事竹川美奈子著「税金がタダになる、おトクなNISA活用入門」を読んだ
老後資金とNISAの活用に興味があって積立投資信託を始めたのですが、そのまえに確定拠出年金について興味をもつべきだったなと思いました。でもまあ入口はいろいろあってもいっか、うまく取り入れられるようにできれば万事OKってことで、いまからがんばるぞー。
■DCが働く女子の一生を嬉しくしてくれると思う5つの理由
確定拠出年金(DC)が働く女子を嬉しくしてくれるのでは?と期待を寄せているのには5つの理由があります。大きく言うと、今の嬉しいと将来の嬉しいがあるところです。そして、働く女子の自活・自立心を上手く家庭にも取り込めるんじゃないかなあとも思います。わたしは働く女子なので、第一号か第二号被保険者でありつづけること。これを前提に5つの理由をお話ししていきます。
1.所得税控除と運用利益が非課税で、今すぐオトク
所得税が節税できるなんてGOOD!
働く女性には所得税控除があまりないのでこれはオトク!
また、ふつうにする預貯金や投資信託は課税対象です。NISAだって100万超えた分は課税対象ですよね。でも確定拠出年金は拠出額(掛金)に規定はあるけど、利益は非課税でオトク!
→税についてはアタマを悩ませず、長期の資産運用にチャレンジできます。
初心者さんにやさしい!
2.受給も控除対象で安心
一括なら退職所得控除、年金なら公的年金等控除対象。
しかも受け取りは60歳から可能。
→公的年金より現状5年早く受け取ることができて、さらに所得税が一定額控除されます。60歳までもらえないと思うか、60歳でもらえると思うか。わたしは後者!
3.今も将来も、働いている限りずっと続けられる
確定拠出年金は、第三号被保険者(専業主婦)になると、加入資格を失います。いままで拠出した分(払った分)の運用はできますが、あらたな拠出ができません。でも、結婚して会社をやめたとしても自営業であれば個人型で継続できます。
→結婚して子どもができて家庭に入っても、在宅でマイペースに働けば継続可能。継続は力なり!塵も積もれば山となる!
4.複雑怪奇な年金制度に、もう一本の安心なレールをひける
公務員→結婚して専業主婦→130万の壁を越えて厚生年金加入…。
自営業→結婚して専業主婦→家計が苦しくて自営業再開…。
もうほんと結婚と雇用であれこれ変わりすぎ。これからもいろいろ変わって行くと思うし。勉強するにもどこまでしていいかわかんないよー。でもずっと働いて個人型確定拠出年金に加入し続ければ、もう1本安心のレールをひけるんじゃないかな?
→結婚しても会社や自営で働く。それが将来の備えになりますね。
自活の道はなるべく残そう!
5.万が一に備えられる
女性の貧困は雇用・就業問題ともに、大きな契機が結婚の解消つまり離婚だとか。兼業主婦ならまだしも、専業主婦で結婚生活に万が一のことがあったら?夫や両親など家族の雇用・就業問題、金銭トラブル、子育て環境など、結婚すると幸せも増えますがリスク回避も重要になる気がします。せめてじぶんが今と将来暮らせるおカネを持とうと考えることって大事かも。そうすれば家族の万が一も、内助だけでなくしっかりサポートできるんじゃないかな?
→夫に100%人生をBETするより、夫とじぶんに分散投資しよう。
■DCでじぶんの人生をポジティブに組み立てよう
最初、野尻さんの本でDCを知った時に、わー、これはサイコーじゃー!と思ってガーッと読み進めました。でもその後すぐに「専業主婦には加入資格がありません」という一文がありほんとにガックリしました。結婚の予定なんてないのに、寝ると死ぬぞーってくらいの雪山並みに予定は真っ白なのに、マリアナ海溝に沈み込むほどガックリしました。途中オオグソクムシをみかけました。
そんなにガックリすることかなー?って思ったりしたけど。でもやっぱり、せっかく投資してるのに、そして60歳までもらえないのに、微々たる額で終わったらそりゃガックリだよ。でも逆に、オトクな確定拠出年金を続けられるじぶんになろう!って思いました。そしたら、ぜんぶ今から将来につづく安心が可能になりそう。
そのためには仕事をシッカリ頑張って、それで独立開業できるようになろうとか。そのほかに得意なことがあったら、それで独立開業してみようとか。わたしは特技があるので個人事業主になっていますが、それをもっとちゃんとがんばろうって思いました。他人をコントロールしたり選別するより、じぶんをコントロールして成長させたほうが近道だし楽しいよね。DCの加入資格がショッキングで、ちょっと忘れてたヨ!
というわけで、竹川美奈子著「年利15%でふやす資産運用術」などを読んでおべんきょがんばって、実際に加入していこうと思います。

- 関連記事
-