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インデックス投資女子 Around40 Happy Life初心者のアセットアロケーション設計体験 ≫ 【学び編5|おまけ】期待リターンとリスク(標準偏差)は年率ですよ!

【学び編5|おまけ】期待リターンとリスク(標準偏差)は年率ですよ!

【学び編5】日本債券パワー炸裂?|初心者のアセットアロケーション設計体験 を書いたその日に、ナイスタイミングでとっても重要なことをtwitterで教えていだきました。
期待リターンとリスク(標準偏差)の単位は年率だよ。
全投資期間の数値じゃないよ。

みんな知ってた?あたし?じぇんじぇん知らなかった。思いつきもしなかった。え、じゃあ20年なら20年、ずっとそのリターンとリスクが続くと思ったか!?と問われたら、えっと、そんなわけないよーって答えるだろうけど、そもそもそういう問いをもったことがなかった!考えればわかるけど、考えないとわかんない。うお~。つまりなんも考えてなかったー!!!慟哭!


吊られた男の投資ブログ(インデックス投資)」吊られた男さん(@tsurao
え!投資期間全体!? え!年率リスク!?
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ひと手間くわえた積立投資で資産形成」森村ヒロさん(@HiroD51
え!リバランスだけじゃなくって、リアロケーション!?

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そして宿題をくださったセンセイである
梅屋敷商店街のランダムウォーカー」水瀬ケンイチさん(@minasek)からは…
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(艸゚Д゚);∵:なんですとーーーーーー!
【第3回】 期待リターンは維持したままに、リスクだけを低減できるのが分散投資のスゴさ――金融のプロに騙されない等身大の資産作り
うおーしぬるー!せっかくの宿題、じぇんじぇんわかってなかったじゃんかー!盗んだバイクで走り出したい気持ちを抑えつつこの記事を書きますです。うおー!(キーボードの上を七転八倒)。



■期待リターンとリスク(標準偏差)は1年限定の数値!
【第5回】 保有資産の値動きの9割を決める資産配分の「肝」は意外にも日本債券だった!
ここで重要なのは、日本国債がリスク抑制に効果的ということだけでなく、最大損失をいかに把握するかということでした。これは、【第3回】 期待リターンは維持したままに、リスクだけを低減できるのが分散投資のスゴさ――金融のプロに騙されない等身大の資産作りがベースとなっています。

最大損失=投資金額×{期待リターン-(標準偏差×2)}

この式で最大損失を把握します。
100万円を日本債券50%、外国株式50%、
期待リターン3.42%、リスク(標準偏差)9.93%に投資したとすると、
100万円×{3.42%-(9.93×2)}=100万×-16.44%=16万4400円
95.45%の確率で最大損失は16万4400円くらいになると把握できます。
この「期待リターン3.42%、リスク(標準偏差)9.93%に投資したとすると」のパーセント部分は年率ってこと。単年ってこと。今年だけの数字ってこと。来年は来年の数字があるってこと。明日は明日の風が吹くってこと!!


■毎年変わるんだから、毎年チェックしなきゃだ!
でもって、この数字は過去の実績がベースになってる。未来のことはわかんないから。だから来年の数字は今年の結果が反映されて、また変わっちゃう。というわけで、毎年ちゃんと追っていかないといけない。ここで年に一度のリバランス(投資配分の配分チェック)が大事なんだって!そして定期的なリアロケーション(金融資産全体の配分チェック)も大事なんだって!というわけで、生活防衛資金の話がさらにひしひしとくるわけです。

 
■最大損失が単年で終わると思うなよ!
【第2回】金融危機、リストラ、災害、入院…不測の事態にも安心して投資を続ける秘訣とは 。ここで生活防衛資金は生活費の2年分と提案されています。年収じゃなくって生活費の2年分。ずいぶん多いなーって思った?
わたしはその時は思わなかったけど「最大損失=投資金額×{期待リターン-(標準偏差×2)}」を知った時に、あれ?2年はちょっと多めかも?でもわたしビビりだからちょうどいいかも?って思いました。でもそうじゃないの。損失って1度かぎり、1年かぎりって決まってないよね。だから数年損失が続いてもやっていける生活防衛資金が必要ってこと。だから生活費の2年分とっとくの!
ずしー!っと、キターーーーーーーーーーー!!!(織田裕二)。


■リバランス&リアロケーションを定期的にしよう!
リバランスは投資配分のチェック。
つまり今年最大損失を受けたら、来年さらに大きな損失を受けないような配分を目指すことはこのリバランスでできるってこと。あんまり大きなことがおきたらすぐにちゃんと計算できないと思うけど、まあ努力はできるよね。

リアロケーションは人的資産含めた全資産の配分チェック。
また損失がつづいて、2年分とっていた生活防衛資金が1年分になっちゃったりしたら、生活防衛資金を増やさないといけない。投資どころじゃないかもしれない。そこでリアロケーションで備えるべし!なんだって。ぜんぶの金融資産をひっくりかえして、どれだけ投資につかうか、どれだけ預貯金にするか、どれだけの保険をとっておくか、どれだけ稼げるか、節約できるかなどなど。うんうん、確かに確かに!
うおー!最大損失のおそろしさがじわじわ、キターーーーーーーー!!!(前述)。



【リスクに備える三箇条】
ひとーつ、期待リターンとリスク(標準偏差)は年率!
ふたーつ、最大損失は1度きりと思うなよ!
みぃーつ、毎年のリバランス&定期的なリアロケーションで備えよ!

長期投資するぞー!って意気込んで、いろんな数字をみるようになって、リスクってなんだとかわかるようになっても、それが毎日うごいているものってわかっているようでわかってなかった。まさに机上の空論だった。損するときのイメージがイマイチだった。それがどのくらいつづくかなんて私にはわかんない。そうなったらどう備えるか、これが今わかってよかった!どこまで損失を許容できるか、すごく大事ってよくわかった。


吊ら男さん、ヒロさん、水瀬さん、ありがとうございました!
ひきつづきがんばるぞー、おー!

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コメント

1. まだまだ溺れてまする。

沈んだまま、浮かび上がらない、数字の海でございます。

opalさんは、もうとっくに気づいてて、ワタクシようやく先ほど気づいたのですが、わたしのインデックスで出る数値は、20年の年率平均リターンだったんですね。道理で、他の数字とずいぶん差があるわけだ。。。3歩進んで2歩下がる気分です~。。。

あ~、数字の海が容赦ないです~。数字をあんまり盲信しないとか言いながら、やっぱり気になる乙女心です。

2. Re:まだまだ溺れてまする。

>みやもんたさん
え!あ!!え!?と、この記事をみなおしてみたら↓
http://ameblo.jp/opal10opal/theme-10084686062.html

ほんとだ!ガツッと円グラフでまとめたところにある年率リターンって、20年平均値なんですね。ってわたしもあんまりわかってなかったです!なんかもやもやすると思っていたことが、判明!ありがとうございます。

でも過去20年なんてリーマンショックで儲けた分があるわけだし、うーむ、コレを言っちゃおしまいよ…ですが、過去の実績ってあてにならなそうですね。これをどうとらえてみなさんどう組み立ててるのか、知れば知るほど謎ですねえ。

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プロフィール

opal (おぱる)

Author:opal (おぱる)
アラフォー、既婚、会社員。インデックス投資信託を2014年8月からコツコツ毎月積立してバイアンドホールドを目指す。貯蓄、倹約そして浪費の日々もメモ。
弊ブログでは「アセットアロケーション」は無リスク資産を含み、生活防衛資金は含みません。「ポートフォリオ」「リスク資産配分」はリスク資産部のみを指し、無リスク資産や生活防衛資金は含みません。

【メディア掲載履歴】
日経ヴェリタス2015年11月15日号
Yen SPA! 2016年 冬 1/12号
東証マネ部!2017年 5/30
DAILY ANDS「投資信託メンズ化計画」全5回 2017年7/28
日経新聞web版 2018年 2/19
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