「
成功する投資家になるためのバンガードの4つの基本原則(PDFファイル)」を読んだらあまりにスルッと読めて、サクッとヤル気があがったんですけど、むしろこれは大事なところを見落としてることじゃないのか?と心配になりました。と、いうことでじっくり再読して行こうと思います。えいえいおー!
投資をはじめて2ヶ月~4か月目に、
「梅屋敷商店街のランダムウォーカー」水瀬ケンイチさんの
「インデックス投資の具体的な方法8ステップ」を読み、それに沿って
アセットアロケーションをつくってみました。そのアセットアロケーションを見返しながら、「成功する投資家になるためのバンガードの基本原則」を再読します。読後には、リスク許容度範囲がもっとハッキリしたり、いまのじぶんに足りないものが見えてくるといいな。
「成功する投資家になるためのバンガードの4つの基本原則」を再読シリーズ
■【基本原則1:目標】どうして、いつまで、いくらを、いくらまで、どんなふうに、投資をするのか
まず投資をするために、目標を設定しましょうって書いてあります。目標は、適切で、達成可能なものにしなさいって。ごもっとも!でもさ、じゃあ目標たててごらん、適切で達成可能なやつと言われても「ぽかーん」ですよね、うん。最初に読んだときは「うんうん!そうだよね!!適切で達成可能じゃないとね!!!」と小鼻膨らませておりましたが、我に返ると「それが難しんじゃーい!(一徹ちゃぶ台返し!)」って感じ。
でも3ページ目に「基本的な投資計画例」という図があり、例えばこんなふうに目標って設定するんだよって教えてくれています。
でもでもこれはみんなに当てはまらないからね、投資指針にもしちゃダメだよ!という注意が書いてあります。そのあたりは了解しつつ、このレポート全体を理解するために、この投資計画書をわたしの目的、前提条件、目標などに書き換えてみようと思います。穴埋め問題みたいだね!
※一部の具体的な金額は★★★マークでふせちゃいます。ごめんね。opalの基本的な投資計画(仮)
・投資の目的
退職後の生活のためと、インフレに備えるため★★★円貯める
※でも金額は絶対じゃない。できる範囲でOK。
・前提条件や制約
期間…最低20年、その後は状況に合わせて
リスク許容度…リスク(標準偏差)13.3%、標準偏差2σまで考慮。→
理想のアセットアロケーション参照現在の保有資産…★★★円
手取り月収…★★★円、毎月の生活費…★★★円
リターンに対する税金…考慮する
・貯蓄や拠出額の目標
初年度拠出額…約36万円拠出→
運用中のポートフォリオ参照次年度以降拠出額…フローからの拠出とストックからの拠出をあわせ、今後10年程度は一定額を拠出。その後は可能な範囲で行う。
・資産配分の目標
無リスク資産30%(うち日本国債100%)
リスク資産70%(うち先進国株50%、日本株40%、新興国株10%)
※生活防衛資金生活費の2年分(銀行預金)
→
理想のアセットアロケーション参照・リバランスの方法
年1回リバランス
・確認方法
貯蓄目標、リスク許容度、長期目標に照らして、最新の資産総額を定期的(2~3ヶ月に1回程度)に確認
■「インデックス投資の具体的な方法8ステップ」と家計簿が大活躍
投資計画への記入は、
水瀬ケンイチさんの
「インデックス投資の具体的な方法8ステップ」を読んで、理想のアセットアロケーションをつくった経験と家計簿の経験がとっても生かされました。
「目的」は、まあ書けるよね。つぎの「前提条件や制約」については、これはまずリスク許容について記入するようです。バンガードの図では期間の次に「マーケットのボラリティ(価格変動)や損失に対しては中程度のリスクまで耐えられる。非伝統的リスクに対して許容度無し。」と書いてあります。ちょっと意味がわかんない。注釈では伝統的リスクと非伝統的リスクについての説明がつけられていましたが、うん、そこじゃなくって「中程度のリスク」ってのがわかんない。中程度っていうと、あれか?チュウまでなら…ぽっ。みたいなことか。ちがうか。ちがうね。
というわけで、わたしはインデックス投資の具体的な方法8ステップで検証したリスク(標準偏差)を記入しました。今は13.3%だなと思ってるけど、もう少し慣れたら上げてもいいし、もうちょっとリスク抑えたければ下げてもいいし、こっちのほうが私にはわかりやすいな。
また、「保有資産」、「手取り月収」、「生活費」も家計簿をつけてるからすぐ記入できます。投資の最初には、まず家計簿の経験すっごく大事ですね。もしこのへんの金額がすぐ出てこなかったり記入に時間がかかるひとは、投資はいったん置いといて、家計の把握方法をまずキチンときめたほうがいいかも。
■貯蓄や拠出額の目標に困った
わたしの場合、「拠出額の目標」ではたと止まってしまいました。スタートして1年(今、半年目)は「月3万+αで拠出、慣れたら額をできるだけ上げよう」って思ってるけど、そもそも20年の投資運用期間の何分の1の時間を使おうとしているのか、まったく考えてなかった!これじゃあ一生チュウできない!!(ちがうってば)。
投資で自分の味方になるのは、まず時間の長さ、次にコストの抑制だと思っています。あんまりビクビクして少額投資ばっかりしてたら、20年の運用期間を無駄にすごしかねないな、と少し感じました。今はスタートして半年なので現状でOKだと思っています。でも、これを5年続けちゃいけないな。全体の1/4期間にあたるんだもの。やばいやばい。ぼーっとしてたら5年なんてあっという間だ。
でもでも何より、どこまでリスクが許容できるかが大事。それがはっきりしていなければ少額にするのもテですが、わたしはせっかくその許容度13.3%と決めたので、そろそろちゃんと長期の拠出方法についても考えねばなのかも…と気づきました。これは、このレポートを読まないと気付かなかったかも!よい刺激になりました。
■引き続きインデックス投資方法の8ステップ大活躍
続いて「資産配分の目標」、「リバランスの方法」、「確認方法」これはインデックス投資方法の8ステップで決めたとおりです。リスク許容度に合わせてアセットクラスの配分決定、リバランスは年1回。
こんなふうに「基本的な投資計画例」を穴あき問題のようにじぶん仕様に埋めていくと、「バンガードの4つの基本原則」は大まかな枠であり、個々の細かくて大事な部分はじぶんで決めなきゃいけないんだなあ…と、気づきました。そーだよね、バンガードは投資会社だもんね。リスクについてはじぶんで考えなきゃ。リスク許容度とリスク資産をどこまでいくらまでにするかを決めてから買い物しなきゃだね。じぶんのウエストサイズ知らないで、スカート買いに行って履けないって騒いじゃいかんな。
というわけで、まずはこのレポートを読む前に、またはこの第1章「目標」を読みながら、リスク許容度を把握する必要があるなと思いました。もしどうやって把握するかわかんないよーという場合は、まずは「
梅屋敷商店街のランダムウォーカー」水瀬ケンイチさんの
「インデックス投資の具体的な方法8ステップ」を読んでみて実行してみてください。(わたしはそれしかしてないから、それしかおススメできない…ごめん)。この章の後半では、いかに投資計画を持たないで投資を続けてしまうと損しやすいかってことが書いてあります。提示されたデータをみながら読み進めると心の中にいる出川哲郎がすごい勢いで「ヤバイヨヤバイヨー!」って言い始めること請け合いです。でもその前にリスク許容度を把握しないと心の中にいる上島竜平が「押すなよ押すなよ!」言い始めるんで竜平と出川の二重奏がすごいです。


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