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コントロールできることを、コントロールしよう!【バンガードの4つの基本原則を再読:その3】
- 2015/01/23
「成功する投資家になるためのバンガードの4つの基本原則(PDFファイル)」を読んだらあまりにスルッと読めて、サクッとヤル気があがったんですけど、むしろこれは大事なところを見落としてることじゃないのか?と心配になりました。と、いうことでじっくり再読しています。えいえいおー!
「成功する投資家になるためのバンガードの4つの基本原則」を再読シリーズ
■【基本原則3:コスト】コストはコントロール可能!
第2章「バランス」では、投資成果を左右する要因はマーケットにあわせてあれこれすることより、アセットアロケーションのバランスでリターンは決まるんだよ!という話が書いてありました。というわけで、マーケットにあわせてあーだこーだするよりも、まずは心頭滅却してアセットアロケーションをつくって、ポートフォリオをつくって、その上でどんな目線でもって投資効率が良いファンドを選べばいいのかという話が、この第3章に書いてあります。
■コントロールできることをコントロールしよう
マーケットの状況はじぶんじゃコントロール出来ないよね、でも出来るものがあるじゃん!それはコストだよという話です。コストっていうのは、いわゆる手数料。ファンドを買ったり売ったりすると、いろいろな手数料を払います。
・主なコスト
購入手数料…買ったときに払う。申込価額の何%と表示される。
信託報酬…保有している間ずっと払う。保有額に対して年率何%と表示される。
信託財産留保額…売ったときに払う。ペナルティみたいなもの。売る価額の何%と表示される。
※この他にも細々とファンドごとにあったりなかったりする手数料があるので、購入前に要チェックです。
うーん。持ってるだけでかかるコストもあるなんて、持ってるだけでちょっとずつ減ってるわけです。うーん。うーん。こりゃほんとに低コストなものを選ばないと、擦り減っちゃう。そして、買ったときや売ったときにはこれら手数料だけでなく税金もかかってきます。う…ううう。コストつらいつらいよー。
■出コスト記、コスト地獄から脱しよう
もうすぐ公開のリドリー・スコット監督、クリスチャン・ベール主演「エクソダス」。「え?くそだす?」とか言いたくなりますけど(小学生レベル!)、あれモーセなんですね。モーセの出エジプト記、海割っちゃうやつ。エジプトがひどくてつらいよつらいよーってのをモーセが海割って逃がしてくれるの。しかもモーセがクリスチャンベールでイケメンでマッチョなの!

我々もコストが高くて高くてつらいよーなわけですから、もう海割って逃げるしかないわけです。モーセが海に向かって手を掲げるように、我々はですねパソコンに向かって高らかとマウスをポチリするわけです。検索窓に「ノーロード」と打ち込んで!
どうよどうよ、ほら「購入手数料無料」の文字が出てきませんか?出たこれ。出コスト記。出ちゃったね、高コストの世界から脱出しちゃったね。というわけで、手数料無料のノーロードのファンドなどを選ぶようにして、それぞれの手数料もよくよく検討しよう。コストはコントロールできるんだよってことが、この章には書いてあります。
■汝、コスト差を侮ることなかれ
「成功する投資家になるためのバンガードの4つの基本原則」の図8は、かなりガン見しちゃいました。
これは10万ドルを拠出して、30年間、年利6%で、リターンは再投資して成長しているグラフです。破線はコストなし、赤い線はコストが0.25%の場合、ベージュの線はコストが0.90%の場合。一見ほとんど変わらないように見えるけど、でもこれは0.25%のコストと0.90%のコストで30年後のリターンに9万3923ドルも差がつくっていう図です。1ドル118円としたら1108万円の差デス!
■汝、みだりに税を払うことなかれ
コストだけでなく、税金についても抑えられるところは抑えようということが書いてあります。つまり、まず売らないようにする(バイアンドホールド)。リターンは再投資して、NISAや確定拠出年金を上手く使おうってことですね。あと償還期限についても気を付けてねってこと。投資信託は売ったり買ったりするときに一番おカネがかかります。
売ったときにかかる譲渡益に税金がかかり、分配金にも税金がかかり、ファンドが償還されたときには償還益にも税がかかります。だいたいそれぞれ20.315%(所得税15.315%、地方税5%)の税金がかかります。おっきい…まさに桁違いの大きさだ…。まだ買ったことしかなくて売ったことないけど、ぜんぜん売る気にならない。分配金とか、くれるって言ってもダメ!ゼッタイ!並みにいらないや…。
というわけで、第2章にくれべてとても明快な第3章でした。コストをコントロールして投資成果に反映させるなら、低コストなインデックスファンドをバイアンドホールドするといいよっていう、「梅屋敷商店街のランダムウォーカー」の水瀬ケンイチさんがいっつもいってることに落ち着くわけです。なんかもう水瀬さんがモーセに見えてくる!モーセな水瀬さんが、ビールジョッキを掲げておるー!(ゴゴゴ…←のどごし)

「成功する投資家になるためのバンガードの4つの基本原則」を再読シリーズ
■【基本原則3:コスト】コストはコントロール可能!
第2章「バランス」では、投資成果を左右する要因はマーケットにあわせてあれこれすることより、アセットアロケーションのバランスでリターンは決まるんだよ!という話が書いてありました。というわけで、マーケットにあわせてあーだこーだするよりも、まずは心頭滅却してアセットアロケーションをつくって、ポートフォリオをつくって、その上でどんな目線でもって投資効率が良いファンドを選べばいいのかという話が、この第3章に書いてあります。
■コントロールできることをコントロールしよう
マーケットの状況はじぶんじゃコントロール出来ないよね、でも出来るものがあるじゃん!それはコストだよという話です。コストっていうのは、いわゆる手数料。ファンドを買ったり売ったりすると、いろいろな手数料を払います。
・主なコスト
購入手数料…買ったときに払う。申込価額の何%と表示される。
信託報酬…保有している間ずっと払う。保有額に対して年率何%と表示される。
信託財産留保額…売ったときに払う。ペナルティみたいなもの。売る価額の何%と表示される。
※この他にも細々とファンドごとにあったりなかったりする手数料があるので、購入前に要チェックです。
うーん。持ってるだけでかかるコストもあるなんて、持ってるだけでちょっとずつ減ってるわけです。うーん。うーん。こりゃほんとに低コストなものを選ばないと、擦り減っちゃう。そして、買ったときや売ったときにはこれら手数料だけでなく税金もかかってきます。う…ううう。コストつらいつらいよー。
■出コスト記、コスト地獄から脱しよう
もうすぐ公開のリドリー・スコット監督、クリスチャン・ベール主演「エクソダス」。「え?くそだす?」とか言いたくなりますけど(小学生レベル!)、あれモーセなんですね。モーセの出エジプト記、海割っちゃうやつ。エジプトがひどくてつらいよつらいよーってのをモーセが海割って逃がしてくれるの。しかもモーセがクリスチャンベールでイケメンでマッチョなの!

我々もコストが高くて高くてつらいよーなわけですから、もう海割って逃げるしかないわけです。モーセが海に向かって手を掲げるように、我々はですねパソコンに向かって高らかとマウスをポチリするわけです。検索窓に「ノーロード」と打ち込んで!
どうよどうよ、ほら「購入手数料無料」の文字が出てきませんか?出たこれ。出コスト記。出ちゃったね、高コストの世界から脱出しちゃったね。というわけで、手数料無料のノーロードのファンドなどを選ぶようにして、それぞれの手数料もよくよく検討しよう。コストはコントロールできるんだよってことが、この章には書いてあります。
■汝、コスト差を侮ることなかれ
「成功する投資家になるためのバンガードの4つの基本原則」の図8は、かなりガン見しちゃいました。

これは10万ドルを拠出して、30年間、年利6%で、リターンは再投資して成長しているグラフです。破線はコストなし、赤い線はコストが0.25%の場合、ベージュの線はコストが0.90%の場合。一見ほとんど変わらないように見えるけど、でもこれは0.25%のコストと0.90%のコストで30年後のリターンに9万3923ドルも差がつくっていう図です。1ドル118円としたら1108万円の差デス!
■汝、みだりに税を払うことなかれ
コストだけでなく、税金についても抑えられるところは抑えようということが書いてあります。つまり、まず売らないようにする(バイアンドホールド)。リターンは再投資して、NISAや確定拠出年金を上手く使おうってことですね。あと償還期限についても気を付けてねってこと。投資信託は売ったり買ったりするときに一番おカネがかかります。
売ったときにかかる譲渡益に税金がかかり、分配金にも税金がかかり、ファンドが償還されたときには償還益にも税がかかります。だいたいそれぞれ20.315%(所得税15.315%、地方税5%)の税金がかかります。おっきい…まさに桁違いの大きさだ…。まだ買ったことしかなくて売ったことないけど、ぜんぜん売る気にならない。分配金とか、くれるって言ってもダメ!ゼッタイ!並みにいらないや…。
というわけで、第2章にくれべてとても明快な第3章でした。コストをコントロールして投資成果に反映させるなら、低コストなインデックスファンドをバイアンドホールドするといいよっていう、「梅屋敷商店街のランダムウォーカー」の水瀬ケンイチさんがいっつもいってることに落ち着くわけです。なんかもう水瀬さんがモーセに見えてくる!モーセな水瀬さんが、ビールジョッキを掲げておるー!(ゴゴゴ…←のどごし)


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