個人型確定拠出年金を運用する金融機関「運用管理機関」を野村證券にしました。いつも積立をしているSBI証券にしようかなと思ったけど、野村證券に決定!2ステップで簡単に決まったぞい。
■Step1 まずは各手数料をチェック!確定拠出年金に加入する場合、手数料が2つあります。加入時手数料と口座管理手数料。このふたつに注目しました。
・SBI証券の手数料

個人型確定拠出年金の資産残高が50万円以上になれば、月々の運営管理手数料が無料!でも私の場合、50万以上になるには、22か月かかることが判明(月に23,000円しか拠出できないから)。あと、加入時に国民年金基金連合会に払う2,777円とは別にSBI証券だと1,080円の手数料払うらしい。なぜだー。
・野村證券の手数料
加入手数料(国民年金基金連合会)…2,777円

野村証券の場合、加入時に支払う手数料合計は2,777円のみ。
でも月々の手数料だけを考えたら、23ヶ月目からはSBI証券のほうがオトク。
■そもそも確定拠出年金は先進国株式ファンド100%のつもり
月23,000円の拠出金で世界に分散投資!なんてのは細かすぎてムリ!リバランスも面倒!というわけで、アセットアロケーションで決めたポートフォリオに沿って考えて、確定拠出年金では先進国株式100%にするぞと決めていました。ポートフォリオの先進国株式部分の一部を確定拠出年金に担当してもらうってこと。これならリバランスは確定拠出年金以外のファンドで出来るしシンプル。
なんで先進国株式?っていうと、ずっと持ってるだろうなーと思ったから。わたしの理想のアセットアロケーションは先進国株式5:日本株式4:新興国株式1というものです。この中で新興国株式を20年持ち続けるかはちょっとわかんない。投資の出口にむけてどんどん安定型にリバランスしていくとしたら、新興国の割当てはもっともっと減るかもしれないなー。確定拠出年金で商品をあれこれ変更するのは大変そうなのでずーっと持っておくものにしよっかなーと考えました。じゃあなんで日本株じゃないの?っていうと先進国株式のほうが期待リターンが高いから。確定拠出年金は運用中の利益は非課税なので、期待リターンが高い方がオトク。
■Step2 SBI証券と野村証券の外国株式インデックスファンドを比較
というわけで先進国株式インデックスファンドをSBI証券と野村證券で比べてみて、よいファンドがあるなっていう方を運用管理機関にすればいいわけです。わーい、2ステップで簡単かんたん。
・SBI証券「
EXE-i先進国株式ファンド」
信託報酬…年率0.3574%(税込)程度
ベンチマーク…なし
・SBI証券「
DC外国株式インデックスファンド」
年率 0.864%(税込)
ベンチマーク…MSCI-KOKUSAI
・野村證券「
野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI」
信託報酬…年率0.2376%(税込)
ベンチマーク…MSCI-KOKUSAI
それぞれの先進国株式ファンドを並べてみると、断然野村證券の「野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI」が安いのでコレに決定!というわけで、運用管理機関は野村證券に決定!
いちおうSBI証券で「EXE-i先進国株式ファンド」を20年運用した場合と野村證券で「野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI
」購入した場合の各種手数料差もチェックしました。それでも現時点では野村證券で運用したほうがトータルでも低い手数料で済むという結果になりました。ちなみにこれは全部「わたしの場合」。第二被保険者で月23,000円の拠出で、個人型に新規加入っていう場合。個人型でも第一号被保険者なら月68,000円拠出できるし、第二号被保険者の企業型だともっと低い信託報酬の商品があるらしいです。それぞれの場合でチェックしてみてください。とりあえずアセットアロケーションとポートフォリオが決まっていたら、確定拠出年金の運用管理機関を決めるのも楽チン☆
参考記事
竹川美奈子著「年利15%で増やす資産運用術」を読んだ<前編>
竹川美奈子著「年利15%で増やす資産運用術」を読んだ<後編>
初心者のアセットアロケーション設計体験|全記事まとめ
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