先日、女子三人でのんでました。前半は六本木のワインバーで素敵な感じでしたが、最終的には松ちゃんの生ビール180円を朝5時まで堪能するというオッサンぶり。
■3月といえば確定申告
わたしは会社員ですが、ふたりはフリーランス。ひとりは既婚でひとりは独身。確定申告のはなしから、経費のはなしになりました。設備とかそういう大きな経費がかからない職種なので、納税額に悩むそうです。特に独身。そして既婚者のほうは第一号被保険者でなく第三号被保険者を選択することで配偶者控除を使ってるとのこと。独身フリーランサーがうらやましそうだった。
■フリーランスといえば健康保険をどうするか問題
わたしと、既婚のフリーランサーは自分の会社や配偶者の健康保険にはいってますが、独身フリーランサーはそれも大事なんだよね。だいたいみんなは、健康保険がほしくて業界団体に入ります。彼女たちの業界だとだいたいふたつくらいあります。できれば入りたくないから第三号被保険者になるっていうひとが多いのかも、業界団体に払う年会費がイヤって。
■第三号被保険者でいいのか問題
第一号被保険者な独身フリーランサーと第二号被保険者の会社員なわたしからすると、結婚したら第三号被保険者になりたいか問題があるよねーという話になりました。ちょっと上の世代のフリーランサーは、自然と第三号被保険者になっている雰囲気がありますが、同世代以下だとじぶんの収入、じぶんの年金、っていう意識があるらしく、第三号…できればなりたくない…っていうひとがいます。いいことだと思う。税金も払うし、国民年金も払うよっていう姿勢。でも第三号の配偶者控除うらやましいという感じ。
■個人型確定拠出年金は掛け金非課税なんすけど
第二号被保険者で個人型確定拠出年金に申込み中のわたし、もう我慢できん!って感じで。年金だから60歳まで手を付けられないオカネだけど、国民年金にプラスして加入できる個人型確定拠出年金ってのがあるから調べてみれば?掛け金は所得控除になるよ。わたしは第二号だから掛け金がマックスで月23,000円だけど、第一号は月68,000円だよとお伝えしました。二人とも「え!月68,000円!?うそ!おいしすぎる!」という反応。マックスで年間816,000円って計算はやい!
■わたしだって小規模企業共済に入りたいんじゃー
わたしは第二号だから入れないけど、おふたりは中小企業(フリーランス)の退職金制度である小規模企業共済にも入れるんだぞとお伝えしました。20年入り続けることがマストだけど、月1,000円から70,000円までの掛け金で、これも所得控除になる。マックスで年間840,000円。
■配偶者に所得を知られなくない問題
第三号だと配偶者に所得を把握されるのがイヤっていう話が興味深かったです。「わたしの」感が減るんだろうな第一号でも所得控除できる制度があるし、じぶんの収入とのバランス次第では第三号の配偶者控除以上になる。しかもじぶんの保険、じぶんの年金が持てるっていうところがふたりに響いたようです。
どちらも払い続けることは大変なことです。たとえそれぞれ掛け金を都度変えられるとしても。でもただ所得控除がほしいっていうだけじゃなくって、じぶんの仕事、じぶんのオカネ、っていう自負を持ちたいならその大変さは興味あるという姿勢はいいなあと感じました。彼女たちが実際にするかはまったくわかりませんが、仕事がんばるどー!と乾杯できて楽しかった!

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