ごそごそしていたら、昨年受けたマネーセミナーのメモが出てきました。
今見返すと震える…。でも気持ちはわかる。でもあかん。
このときのメモ。涙の海で溺死しそーになったときのメモ↓
【初心者の投資準備体験5】独立系FP、M社のコンサルを受けてみた
老後資金の不足分を、投資でまかなうという考え方
メモは65歳以降のオカネをチェックしましょうから始まっていました(60歳定年から年金給付までの間は無視)。そして、年金支給額をチェック、生活費をチェック、それらの20年分を計算して、不足分が投資目標(投資でまかなう額)ですよというものでした。
シンプルっちゃー、シンプル。
でも、そもそも不足している老後資金を投資でまかなうって考え方はどーなんですかね?と今は思います。投資をはじめて1年で感じているのは、目標金額を設定しても確実にそうなるわけじゃないってこと。何歳までにいくらって設定しても、相場が上がったり下がったりしてたら、そういうふうになるとは限らないよねえ。老後の生活費が心許ないわたしとしては確実に貯めたいけど、相場だのみっていうのは危ないなあとも感じます。
じゃあ、老後資金どうすんの?
不足分を投資でまかないましょうとなると、足りるようになるだけのリターンを選ぶことになる。3%とか5%とか7%とか。リターンから考えるのは、よくないよなあと今は感じています。
じゃあどうすんの?っていうと、今の収支をチェックして、定年があるひとは定年までの収入を予想して、今から退職までの貯蓄額をチェックする。定年があるひとは60歳なのか65歳なのか、どんどん年収があがるのか、どこかから下がるのか、そういうのも予想したほうがいいと思う。
それから、年金の額をチェック(年金は年金定期便をもとにチェックできるけど、将来その額がもらえるかは微妙。年金は無いものとして考える人も中にはいるよね)。
あとは老後の支出のチェック。家賃や生活費なんかをチェックして、月々いくら必要かなって考える。このFPさんは6500万円必要ですっていってた。でもそれは生命保険料や投資額を増やして手数料をたくさんほしいからちょっと高めに言ってるんだろなと今は思ってます。
これから老後までの貯蓄をチェックして、老後の生活費をチェックして、それを差し引きしてプラスならこのまま頑張ればオッケー。足りてなかったら貯蓄がんばろう。こうやって老後資金貯めればいいんだよね。
この貯蓄は必ずしも投資である必要はないわけで、インデックス投資ブログをしてるけど、いくら足りないのかわかったらそのぶん今の生活費を見直して、貯蓄額を増やそうっていうだけだよね。貯蓄に投資を含めるかどうかは、リスク許容度や余裕資金の有無で決めた方がいいはず。
リターンを考えるより、精一杯働く
いくらあったら老後資金が足りるっていう考えは、よくよく考えたらいまの生活費を元にしてるわけだから、いまの生活費の改善からしたほうがいい気がします。むずかしいけど。まず精一杯働いて、その収入で生活できるようにして、そこから貯蓄できるようにして、余裕資金があったら投資する。老後資金の足しになればくらいの考えで投資をして、それだけでまかなおうっていうのは考えない方がいいと思っています。
そんな収入ないから困ってるんだよーって言う場合は、ご愁傷さまであって、それがわたくしおぱるであります。でもまあ、がんばろ、うんうん。がんばって生きよ!な!
というわけで、老後資金については頑張って働いて貯める。余裕があったら投資をする。余裕がなかったらまず働くことから見つめ直す。ついでに支出もみなおす。そんなことが危なくなく老後資金を貯められるのではないかと思う次第なのでありますです。
ふつーかよ!ふつーだったよ!!
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