昨年の7月に、投資がしたい!って思いました。
【初心者の投資準備体験1】投資に興味をもったキッカケとお約束
翌8月にインデックス投資を実行できた理由を振り返ってみます。
昨年の7月から1年4ヶ月経ったこの距離から、なにが見えるかな。
理由1.イメージをしたから(どんな投資か、どうありたいか)
老後資金をつくるために今後20年間投資をするとしたら、どんな投資をしたいか。これを具体的にイメージしました。具体的にといっても、投資についての知識はゼロです。なにを具体的にイメージするかというと、これならやってもいいな、こういう取り入れ方ならいいな、そしてこんなふうでありたいな、というじぶんの状態です。
・積立定期預金みたいに、気軽で簡単なのがよい
・
最悪定期預金なみの利率でいいから、なるべく減らないようにしたい
2014年末にリスク許容度を確認したので前半は削除・おカネのためにたくさんの時間を割きたくない
※詳細:
ブレがちな初心者なので、おおまかな投資に対するスタンスを決めた。今後20年間、老後の資金形成を「慣れ親しんだ積立定期預金のように気軽で簡単な仕組みで、リターンだけでなくリスクにも注意が向き、あまり多くの時間を割かずにすむ」投資。そして、いままで通り仕事や遊びに集中できているじぶん。これをイメージしました。ビジョンといってもいいかもしれない。
理由2.期間を区切ったから(情報収集と判断を同時にしない)
投資について情報収集をする期間を区切りました。1ヶ月間。じぶんのこういう投資ならしてもいいと思っている、さきほどのイメージにあう投資や投資のサービスはないかと探しました。
投資についてはなんにも知らないので、どれを聞いても読んでも新鮮でした。プロの話を聞けば聞くほど、そういうものなのかな?という気にもなりました。でも複数の話を聞けば違いもでてくるので、整理をする必要が出てきます。
そのために、情報収集の期間(2014年7月)と、判断実行する期間(2014年8月)を分けました。
情報収集の期間では、そのひとの言う投資とはどんなものか、どんな投資を扱っているのか、その相手はどんなスタンスで話しているのか、などを聞いたり読んだりしました。判断はせず、整理もせず、このひとはわたしに何を提供するんだろう?わたしはそれをキチンとキャッチできるかな?というところに気をかけて情報収集をしていました。そして最後に整理をしました。
理由3.判断基準を設けたから(イメージと情報の照合)
判断実行する期間になったら、じぶんのしたい投資のイメージと整理した情報を照らし合わせました。集めた情報の中でそのイメージを達成できそうなものをいくつか選び出し、その中でいちばん矛盾がないと思えるものを良しと判断し、実行しました。
一番理解できるものでも、一番簡単なものでも、一番心引かれたものでもありません。一番矛盾がなさそうなものです。投資について1ヶ月で理解できるわけがありません。はじめてスタートするものが簡単に思えたら、それは何か誤解をしているかもしれません。一番心引かれるものは、なにかでなにかがよく見えなくなっているだけかもしれません。
矛盾というのは理屈だけでなく、というより理屈の部分は1ヶ月で分かるわけもないのでむしろ理屈以外のところに矛盾がないか注目しました。説明してくれた話、説明の姿勢、勧められた内容、会社なら雰囲気や印象、本なら著者のほかの著作などなど。ざっと目を通して、提供された情報の中に矛盾に感じるものはないか、そして最後にじぶんのビジョンと真っすぐに繋がっているかどうかを見ました。
結果としてのインデックス投資
なぜインデックス投資にたどりついたのかというと、具体的なイメージを持って、一定期間情報収集をし、じぶんのありたい姿に合うかどうかで判断し、必要だと感じたからです。
でもよくよくみると、「慣れ親しんだ積立定期預金のように気軽で簡単な仕組みで、リターンだけでなくリスクにも注意が向き、あまり多くの時間を割かずにすむ」投資というは、ちょっとなんか変ですね。アクティブ投資だって積立投資できるし、どんな投資だってリスクには注意が向くし、時間も同じこと。でも、投資をする以前のように仕事や遊びに集中できるじぶんでありたいというところを重視すると、やっぱりインデックス投資かな。
投資スタート後の今は逆にインデックス投資の側から、じぶんのやってもいいと思える投資やじぶんのありたい姿を見つめています。これを達成するにはいくつかやらねばならないことがあるぞと見えてきました。これが長期投資で老後資産形成をするための目標(マイルストーン)になっています。まずは、アセットアロケーションの理解と設計でした。今はその実行に向けてがんばっています。
【初心者の投資準備体験】投資をはじめたキッカケから準備完了までの体験まとめでは、起きたことをそのまま記録していました。今回の記事では、そういうことを体験しながら、いったい何を見据えて、なにを考えてそうしていたのかをまとめてみました。
こういうのがあったらいいな!っていう具体的なイメージを持てば、それに近いものはそのうち出てくるんじゃないかな。違ったらやり直せばいいし。
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