
雑誌の取材でリスク資産推移を教えてくださいと言われて、去年と今年の損益率をつたえたところ、年単位でないリスク資産推移の額かグラフをくださいっていわれてしまいました。だいたいの額とか、もっと細かいグラフとかだって。困っちゃいました。額なんて言ったら誤解を生むだけだし、そもそもそんな細かなグラフつくってない…。
資産推移で注目していること
わたしがじぶんの資産推移をチェックするときは、資産全体の推移を確認しています。総資産の推移。総額がどうなったかと、無リスク資産とリスク資産の配分、そして損益率の推移。
でも月ごとに総額の推移は確認していません、フローは自動積立投資をしているのでイレギュラーな増減は基本的にはないからです。総額確認するのは年に1回の締めの時だけかな。
一方、無リスク資産とリスク資産の比率は毎月チェックしています。理想の比率にどこまで近づいたか確認するためです。
損益率も毎月チェックしています。これはリスク許容範囲を超えていないか見るためです。また、リスク資産内の比率が理想とする比率(先進国株式80%、日本国株式10%、新興国株式10%)から離れすぎていないかというチェックもしています。とはいえリバランスは年1回と決めています。
というわけで、月単位で元本と評価額の推移を確認するってことはしてませんでした。損益は基本的に率で把握してるし。それにいまはストックの預貯金を時間分散してリスク資産に移しているところなので、リスク資産の額は増加し、無リスク資産は減少しているところです。リスク資産の元本と評価額だけ抜き出して人に教えるなんて、現状では誤解を生むだけだし、手間すぎる!
おぱるの資産チェック方法と公開している資産
わたしが毎月月末にチェックして公開しているのは、この程度。損益率だけ。
家計簿&積立投資信託運用成績手元の家計簿には元本と評価額もメモしてありますが、約定日の基準価額とかじゃなくってチェックした日の評価額です。
年に1回総資産額の推移がわかって、そのうちリスク資産と無リスク資産の比を毎月わかって、そのリスク資産の損益率が毎月何パーセントかってわかっていればいだけっかなと思っていました。
みんなはどうしてるのかな?
みんなどうしてるんですか?推移とかグラフしてるんですか?ってきいたら、ちゃんと計算する方法をいろんな方に教えていただきました。
えー!しらなかった!なにその野菜みたいな名前!(それはデーツ…)
ディーツ法とか、修正ディーツ法とかあるそうです。そしてどんなふうに計算すべきかってのは、誰もが通る道っぽい。
「ひと手間くわえた積立投資で資産形成」管理人森村ヒロさんの記事を教えていただきました。
投資パフォーマンスの計算方法式は読まないで、図をみてね、イメージがつかみやすいよとアドバイスいただきました(笑)。
はたまた、単純に元本と評価額をチェックするだけでもいいんだよというアドバイスをいただきました。とはいえちゃんと基準価額からチェックするという、わたしからみれば十分マニアックな方もちらほら…。一方、そこまでやったらほったらかしじゃないじゃん!という声もちらほら…。
リスク資産の元本と評価額の推移をグラフにしてみた
むずかしいのはちょっとむずかしかったので、もうやめよっかなってちょっと思ったりしたけどそんなんじゃダメだなと反省して、せめてものグラフをつくってみました。リスク資産の元本と評価額の推移です。
元本は簡単。足し算していくだけ。家計簿みれば元本の合計かいてあるし楽ちんでした。
問題は評価額。約定日の基準価額をチェックしました。でも、積立はしてなくて保有だけしてるファンドとかNISAとか、どーしていーかわかんない。基準価額からどーのこーので正確な額を求めることもできらしいけど、わたしにはちょっとむずかしい…。
というわけで、積立をしていない保有だけをしているファンドやNISAは、毎月家計簿用にチェックした日の評価額を参考にしました。積立中のファンドは約定日の評価額を参考にしています。厳密じゃないけど、何となくの推移を知るにはこれくらいでもいいかな。

すっごくがんばったわりに、なんの感動もないグラフが生まれた…。
中国ショックの頃、ちょびっと損してるのがわかる。
グラフを作れるようになったけど、毎月つくるのはあんまり興味ないなあ。目指すアセットアロケーションを達成できたあとに、推移をみるのはいいかもしれないです。いまは目指す配分にリスク資産に近づけて、リスク資産の内訳も目指す配分から大きくぶれていないかをまず重視してチェックしていこうと思います。
ちなみに取材におこたえして提出したのはこちら。
リスク資産の評価額の手書きグラフ。

なんとなくあってる。
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