NISA利用分のうち、先進国株式は【1550】MAXIS海外株式(MSCIコクサイ)上場投信を購入しています。昨年のNISAはリバランス期にどーんと使っちゃったけど、今年はコツコツ毎月使います。(ストックからリスク資産への移行にNISAを使います。毎月のフローからの積立は特定口座を使っています。)
基本的には指値で買うけど、優先するのは時間分散
ストックからリスク資産に移行するぶんは毎月中旬に積立すると決めています(フローからの積立は月初)。せっかくのETFなのでこれくらい安くなったらちょっとうれしいなってところに指値をしておいて、当月「中旬」の間に刺さらなかったら成行で購入するというルールにしました。
決めた配分になるようにリスク資産を増やすことがが目的なので、指値が刺さるか刺さらないかよりも毎月一定額をコツコツ購入することを優先。なので今月は指値が刺さらなかったから購入見送り、ということはしないです。
さっそく指値が刺さった!
「中旬」になったので指値をしておきました。今月積立て予定額の半分。数日すぎたところで、意外にも指値が刺さって購入できました。ちょっとしたお楽しみくらいの安い価格に設定してたからびっくり。そしてさらに株価は下がっていました。
のこりの半分を使って、また指値をしておきました。これで刺さらなかったら20日前後に成行で買おうと思ったけど、同じ日にさらにさらに下がってあっというまに購入できちゃいました。そしてさらにさらに株価は下がっています。
「落ちてくるナイフはつかむな」という格言
投資には「落ちてくるナイフはつかむな」という格言があるそうです。
落ちてくるナイフはつかむな(おちてくるないふはつかむな)
急落時の投資は落ちてくるナイフをつかむようなもので、どんなに魅力的な銘柄でもナイフが床に落ちてから、つまり底を打ったのを確認してから投資すべきという相場格言。
野村證券 証券用語解説集より
今回たまたま2度に分けて買ったことで、2度目は最初の額より安く買えてちょっとオトクでした。でもさらにさらに下がっているから今買えばもっとオトクにかえるのでは!?という気持ちになりかねない危険性も感じました。これが落ちるナイフをつかみたくなる心持ちに近いのかも。そう感じてちょっとコワかったです。
アセットアロケーションに沿った投資をコツコツする
わたしはまだまだリスク資産が少なくて、目標の規模に達していません。リスク資産にする予定のオカネがあって株価がさがっているなら、ラッキー!ってことで一括投資をしてもよいわけなんだけど、ココロがついていけるかわからなくてコワイ気がします。
今決めている無リスク資産40%リスク資産60%という比率が、本当にじぶんのリスク許容度にあっているのかは本当の意味ではわかってないかもしれないという不安があるんです。まだはじめたばっかりだし、相場の上げ下げとじぶんの資産の上げ下げに十分慣れていません。だから下がったからといって一括投資はせずに、リスク資産60%になるまでじわじわコツコツ投資を続けながら、本当にこの比率がじぶんのリスク許容範囲内なのかを確認しつづける必要がある気がしています。
コツコツ投資をしていくことのメリットは、わたしみたいにアタマで想定しているリスク許容範囲とココロで感じるリスク許容度が本当に一致しているかわからない場合でも、積立をしながら徐々に検証していけるところかもしれないなあ。
水瀬ケンイチさんがよくおっしゃる「相場が上がってもうれしい、下がってもうれしい」は、じぶんのリスク許容度を理解して、その範囲で継続的に投資をするからこそ得られる心持ちなんだと改めて実感しました。
今回は結果的にじぶんの決めた時期と額の範囲でちょっとオトクに買えたわけだけど、そしてこのことは先月よりオトクになったからうれしいことだけど、これがうれしいのは「決めた範囲」を守ってるから。今のじぶんが思っている以上に、この「決めた範囲」をもっともっと大事にせねばだなあ。
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