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インデックス投資女子 Around40 Happy Life■インデックス投資実践中 ≫ 老後資金の目安は、収入が半分になっても、投資で利益がでなくても、達成できる範囲にしています。だから足りない。

老後資金の目安は、収入が半分になっても、投資で利益がでなくても、達成できる範囲にしています。だから足りない。

老後は年金が支給されるまでの間に貯蓄を使い果たしてしまうよ(餓死?)ってFPさんたちに言われまして、家計をどうにかせねばいかん!と思ったけど、このFPさんたちって給与が下がらないどころかむしろ上がる前提で話すからびっくりです。

なんて極端なんだ!もうじぶんで考えるよ!ってことで、こんなふうに考えることにしました。


40歳からの収入は、今の半分くらいの想定

実際のところ40歳になったら給与が半分になるのか?っていうと、そんな急激にはならないと思うんですが、世知辛い弊社はなにがあるかわかりません。

とはいえ会社にこだわらず、あと20年は働くつもりでいます。働けなくなったらそのときは今のプランでは成り立たないので新しく考え直します。

あと20年働きつつ、給与が右肩上がりにならないことを想定。今後20年間の平均月給は、現在の半分と想定して、そこからどれくらいを老後資金として貯めるかという考え方をすることにしました。

これから20年間、ずーっと今の収入の半分しかもらえなくなっても、最低これくらいは老後資金に充てよう。世の中でいう十分な老後資金にはほど遠くても、っていう考え方です。


老後資金にいくら必要かじゃなく、老後までにいくら貯められるかで、老後資金を計算する

FPさんによると、わたしの老後資金はすでにやばいくらい足りてないそうです。じゃあどーする?って考えた時に、必要な額を計算するんじゃなくて、いくら貯められるか?ってことを計算しました。必要な額に遠く及ばないんだから、むしろいくらなら出来るんだ?ってはなしです。足りなくても。

今後20年の月収の平均額が今の半分くらいの額だとして、そこから何%を老後資金として貯蓄に充てられるかを計算してみたところ、がんばって15%でした。この15%をずっと貯めたとしても、FPのみなさんからのお墨付きはもらえない程度にしか老後のオカネを貯められません。でもそれで良しとします。

収入が半分になったとしたら、リスクをとれないかもしれないので、収入からの貯蓄は全額無リスク資産になるかもしれないです。もちろんそのときの状況にあわせてアロケーションを組みますが、オカネが足りないからリスクを取ろうという考えにはならないだろうなと思います。(リスクをとるからリターンがあるわけじゃないから)。

なにが良しなのかというと、老後資金が足りていないことが良しなのではなく、ただでさえ不安定な状況で不要なリスクをとらないぞという姿勢を良しとしてるってことです。

今より収入が半分になったら、現役中の生活もままならないと思います。ましてや老後は…。でもそんなときにリスクまで多くとったらなにもかもが立ち行かなくなるかもしれない。そういうことはヤだなあ。


現在の月給をキープできる期間、それはボーナスタイム

現在の収入をキープできる期間が少しでも長ければ、それは資産形成のボーナスタイムと捉えます。来るであろう収入半分以下時代に備えて、多めに老後資金を貯蓄しておく時期。

そしてなるべく収入が半分以下にならないように、仕事を頑張って評価につなげられるように働きます。ちょっとでもボーナスタイムが長ければ、今の生活も老後の生活も光明が見られるってもんです。

そんなかんじで今後20年間に貯める最低老後資金貯蓄額を決めてあるので、そこに今年はどれくらいプラスできたかを毎年の家計の締日にチェックします(していきます)。なるべく職業人としての価値を向上&キープできれば、FPのみなさんがお墨付きをくださるような金額に近づくことができるんじゃないかなーと考えています。

なかなか難しいことだとは思うけど、ケイザイ音痴なわたしが株価や基準価額をうんうん眺めるよりも、ちょっとはコントロールできることなんじゃないかな。

問題に直面した時には、じぶんがコントロールできるか否かでその問題を切り分けます。老後資金の形成については、わたしの財力では株価のコントロールは不可なので、この切り口で解決法は考えません。じぶんの収入なら、株価にくらべればまだコントロールが可能な範囲が残されている気がするので、これで解決しようと思います(もちろん支出と共に)。


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コメント

No title

こんにちは。。
ただ今、海外にきてます。
不動産屋の営業の方と話していて、定年後の話がでてきました。 できたら、15万$年使えるようにしたいと言ってました。 内心夢だ。と思って、かえって来ました。
少し、考え方を変えなくては、と思いました。
夢かも。
では。。

初めまして

楽しく拝見させていただいています。

給与が半分になることを想定されてますが、現実的にどうでしょうか?
変に収入を低く想定すると判断を誤ったりしませんか?
取れるリスクを取らなかったり

Re: 初めまして

もっちさん、はじめまして。いつもお読みくださりありがとうございます!

変に収入を低く想定すると取れるリスクがとれないのではないか、というお話ですよね。

老後資金についての目安は、ブログ記事のように「額」で考えていますが、リスクについては「率」で考えています。老後資金のうち無リスク資産を何%、リスク資産を何%というかんじです。

そのため老後資金額が大きくても小さくても、いまのままのリスクでよしとするならば、基本的には同じ率ですすめます。

リスク許容度が変わらない限りはリスクをとる率も変わりません。つまり、収入を低く想定しても、高く想定しても、とれるリスクは一定です。

リスク許容度が変われば、これは記事本文内に書きましたが、リスクをとる余裕がまったくないと感じたら、全額無リスク資産になると思います。

なので、もっちさんのおっしゃるような収入の増減により「リスクがとれない」または「(リスクがとれないゆえの)判断の誤り」というのはそもそも起きず、リスク許容度の増減でリスクをとる必要がないという判断をする可能性はありますが、それは誤りであるかはわたしの金銭感覚ではよくわかりません。

Re: No title

yyaloha さん
こんにちは。
夢だったのかな?正夢になるといいですね。

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プロフィール

opal (おぱる)

Author:opal (おぱる)
アラフォー、既婚、会社員。インデックス投資信託を2014年8月からコツコツ毎月積立してバイアンドホールドを目指す。貯蓄、倹約そして浪費の日々もメモ。
弊ブログでは「アセットアロケーション」は無リスク資産を含み、生活防衛資金は含みません。「ポートフォリオ」「リスク資産配分」はリスク資産部のみを指し、無リスク資産や生活防衛資金は含みません。

【メディア掲載履歴】
日経ヴェリタス2015年11月15日号
Yen SPA! 2016年 冬 1/12号
東証マネ部!2017年 5/30
DAILY ANDS「投資信託メンズ化計画」全5回 2017年7/28
日経新聞web版 2018年 2/19
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