1円も損はしたくないけど投資をしてみたい、って言われたことはないんですけど。ないんですけど、言われたらどうするかなって考えてみました。
1円も損したくないっていう気持ちは共感できる
1円も損したくないっていう気持ち、まだわかるんだよね。投資をはじめてもうすぐ2年目が終了して3年目に突入するってのに、まだわかる。1円損しはじめたら1万円損するかもしれないし、もしかしたらもっとするかもしれないし、あわわわわってなるのわかる。
でもまって、1円も損しちゃいけないオカネで投資しちゃいけないんだってよ。持ってるオカネを「生活防衛資金(イザというときのオカネ、わたしは2年半ぶん)」、「使う予定のあるオカネ」、「余裕資金(しばらく使う予定のないオカネ)」に整理して、投資はそのうちの「余裕資金」でするんだよ。
余裕資金ってなんだよ!余裕なんてないよ!ってのも共感できる
余裕資金で投資をするんだよなんて言ったら、うちに余裕なんてない!生活だってままならぬ!ってコメカミにシップを貼ってる感じで怒られるかもしれない。そしたらまずは生活防衛資金から作らないといけないので、投資チャレンジはまたこんどって言うしかない。
または、余裕ってなにをもって余裕なの!?って言われたら、生活防衛資金と使う予定のあるオカネを差し引いたぶんだよってことなんだけど、どんだけあれば生活が防衛できるかとかは働き方にもよるし、使う予定っていっても人生なんてケセラセラだからわかんないんだけどさー、がんばってある程度想定してみるしかない。そしてそれを差し引いた分が余裕資金ってことにするしかないんだよーと言うしかない。
余裕資金って、使うまでに時間的な余裕のあるオカネっていう意味なのかも
イザというときのオカネが減るのは困るし、使う予定のオカネが減るとこまるし、とはいえ余裕資金といわれているオカネだって減るのは困る。うんうん。わかる。老後のオカネが老後に減ったらこまるもんね。
でも、今の今1円でも減っちゃ困るオカネでするより、ちょっと時間の余裕があるオカネを運用したほうがいいと思うんだよね。余裕資金って金銭的な余裕っていう意味だけじゃなくって、時間的な余裕のことも指してるっぽい気がする。そうだとしたら、しばらく使わないから5年とか10年定期預金にでもいれておこう、そういうのがいくつかあるっていうオカネこそが、この余裕資金ってのにあてはまるのかもしれないです。
なんだかすっかり長くなっちゃって、ぜんぜん「1円も損はしたくないけど投資をしてみたい」って言われたらどう返事するかの答えまでたどりつきませんでした。続きはまたこんどにします。
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