

イギリスがEUを離脱しました。
日経平均は16年ぶりの安値、一時は1ドル99円に。
英EU離脱、内外で市場大荒れ 日経平均1286円安 6/25 日経新聞
下がっても嬉しい
コツコツ積立投資は毎月同額を積み立てることで、上がっても嬉しい(含み益がでるから)下がっても嬉しい(口数が増えるから)といわれます。今回の下げも、ちょうど積立日だったひとはラッキーですね。前の日に比べるとぜんぜん違うもんね。
わたしは積立日ではなかったので、その恩恵には預かれませんでした。せっかくだから追加投資をするという方法もあったけど、やめておきました。
どこまで下がるかわからないコワさ
一昨年から投資をはじめたわたしとしては、これがいままでで一番大きい下げなのかも。証券口座をみてもまだそれほどインパクトのある数字になってないけれど、これからなるのかなあ?という気になります。一方で、バーゲンだ、今は買い時だという人もいます。ホント、そう。買い時だと思う。先月よりきっとオトクに買えるはずだもんね。
でもわたしみたいに、そもそもたくさんオカネを持ってないひとはちょっと危険だなって気もします。この相場がさらに下がって、どんどんじわじわ下がって何年も続いたとき、その底までどんどん続けて追加投資ができればお買い得に買えたねってなると思うけど、途中でオカネが足りなくなって追加投資ができなくなっちゃったという場合は。思った以上のリスクを抱え込むことになるんじゃないかな。
買い時だと手をつけて、まだ下がる→まだ買うぞ、まだまだ下がる→まだまだ買うぞ、とやってるうちに思った以上に相場が下がって、気づいたらじぶんが設定している無リスク資産とリスク資産の比率がリスク寄りに崩れちゃってたってことがありそうな気がする。そう考えると買い時、オトクだからって追加投資をするのは、本当にオトクになりうるのか疑問。
コツコツ投資最大のメリット
コツコツ積立投資の最大のメリットは、上がっても嬉しい(含み益が増えるから)、下がっても嬉しい(口数が増えるから)という心理的な安定感です。
わたしはこれまで2年のうちで月々の積立額を上げたり、NISAはストック分をリスク資産に移行するために使っているので毎月の積立投資とは別の追加投資をしてきました。振り返ると、同額を毎月積み立てていることにはなっていません。波がある。このときこんなに買わないで、今買っとけばよかったーっていうタイミングが少なからずあります。
とはいえ20年後に振り返れば、たいしたブレじゃないかもしれない。それでも本当に毎月同額を投資しいてれば、相場に波があっても、コツコツ投資の心理的な恩恵を十分に受けることが出来ます。
いろいろ試す期間は合ってもいいと思うけど、積立投資をするぞと決めたなら、あまりぶれない方がいいね。まだはじめて2年で、これからあと20年続けるつもりなので、これは本当に覚えておかないと行けない重大な出来事だぞと実感しました。
いちばんコワイ「取得単価下げたい」泥沼地獄
今回の日経平均が下がって、1ドル99円になって、じぶんが持ってる国内ETF1550がすっごく下がって「オトク」な金額になってるのをみて、わ、コワイなって思ったのが、取得単価を下げたくなっちゃう欲。
上げ相場で始めたわたしとしては、これらのぶんを取り返そうと(取得単価を下げよう)なんて思うと、さっき書いたような泥沼追加投資地獄にはまって、気づいたらリスク許容度超えちゃった!というシナリオが現実味をおびて見えてきます。こうなったら、これまでの約2年間の投資についてはリスク許容度内で進んでいるわけだし、これはこれで放っておくと決めるしかないです。決めました。20年の投資だから欲深くならないようにしよう。
そして今投資をしようかどうか悩んでいる人は、とりあえず2年前よりはスタートするのにいい時期だと思います。2年前の同じ頃にスタートしたひとたちは、これからもコツコツがんばろう!
とりあえず思うのは、ブリットロックが好きなので面白い曲やバンドがでないものかということ。
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