2015年に保険の見直しをしました。
入った保険(医療保険)、入らなかった保険(養老保険・変額個人年金)。医療保険っていらないよね、というのが投資界隈の主流(?)ですが、わたしは入っています。むしろこの2015年の見直しのときに、新規で医療保険に入っちゃったくらい。あれから4年経って、どうしよっかなとまた見直すことにしました。
がん保険と医療保険に加入している
がん保険に医療保険特約がついていて、5日以上の入院で入院給付金が出ます。医療保険は5日未満の入院でも5日分の入院給付金がでます。また通院特約が付いています。
がん保険の特約部分と医療保険の保障がまあまあ重なっています。
2度の入院を経験してみて、実感したこと
2年前にこぱるを出産しました。そのときに大部屋に7日間入院。また昨年、肺炎で2人部屋に4日間入院しました。
出産入院では医療保険から入院給付金と手術給付金がありました(吸引分娩だったので手術給付金が出た)。がん保険の医療保険特約からは入院給付金がありました。肺炎入院のときは、医療保険から入院給付金が出て、がん保険の医療保険特約からは入院日数不足で出ませんでした。
出産でも、肺炎でもその後通院があったので通院給付金を請求できたのですが、診断書を別に用意する必要があり、それが1万円とか3千円とかしたので請求をあきらめました。
2回の入院を経験してみて、何日入院するかは病気になってみないとわからないこと、大部屋を希望しても個室(2人部屋)にされてしまったりすることなどいろいろオカネがかかるもんだなあと実感しました。それでも、がん保険の医療保険特約いらないなあとか、医療保険の通院特約っていらないなあと思いました。(そもそも医療保険いらんじゃろって話はさておき…さておくな!)。
高額療養費制度 共済組合は手厚かった
肺炎入院で
は高額療養費制度での還付がありました。高額療養費かと思ったら、共済組合からの医療給付金がありました。保険適用の自己負担分のうち、規定額を超えた分が給付されます。
わたしは制度にうといのでぜんぜんわかっておらず、高額療養費制度だとばかり思っていましたが、たまたま共済組合のサイトを覗いて給付金履歴をチェックしてみたら「高額なし」の文字が…。たしかに領収書をチェックしたら月をまたいでいたので高額療養費制度の金額まで達していませんでした。
共済組合すごい…。
医療保険いらないよね、という話についてうなずける結果となりました。
医療保険を見直すことにした
高額療養費制度共済組合の医療給付金が思いのほか手厚く、また個室に入った場合は共済から1日あたり数千円が給付されるということを今日気が付きました(入院で私傷病休暇を使うために人事に連絡したのにこれについて誰も教えてくれなかった…寂)。
両方合わせると入院費用の半分はカバーできたことになります。大部屋を使ったら給付されないけど、うっかり個室になっても数千円もらえるなんて素敵すぎる。
でも医療給付金は4か月待たないと給付されません。まだからこそ生活防衛資金としてまとまったオカネを確保しておくのが必要なんだなあとヒシヒシ実感。
さあ、これでわかったでしょ、医療保険いらないでしょ!と思いましたがやっぱりなんだかできませーん。アタマでわかってるのにできない。なんてこった!無理矢理医療保険の良いところをあげるとしたら、すぐに給付金を受け取れること?手術があったらまとまった金額がもらえてたすかる?でも診断書にオカネかかるし、やりとり面倒だし、数年保険料はらってるんだからその分相殺したら(以下略)。えーい、いらんじゃろ、いらんじゃろ。
とりあえず医療保険のスリム化を実行しよう
やたら手厚かった医療保険をスリムにすることで、まず一歩前進ということにします。
医療保険の通院特約を解約する。
がん保険の医療保険特約を解約する。
この2つで保険料を20%カットできる。
保険料は年払いしているので、次の支払までに実行します。
いろいろな保険の誘惑には勝てたのに、なぜか医療保険は不安でなくせない謎。お守りとして(実際、神社仏閣のお守りって高いし…)持っておくことにします(白目)。
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