我が家ではモンテッソーリ教育の考え方をゆるく取り入れて子育てをしています。保育園もモンテッソーリ教育を(これまた)ゆるく取り入れているところに0歳から通っています。
モンテッソーリ教育について日々意識しているわけではありません。子どもについて考えるときにちょっと頼りにしてみるという程度です。おもちゃをあげたいなと思ったときに、今の月齢・年齢にどんなものが適当かを本で調べてみるとか、保育園の先生に相談してみるとか、そんな感じです。
じぶんで選べる、じぶんで取り出せる環境づくり

我が家のこぱるスペースはこんな感じ。
反対側にもう一つカラーボックスがあります。
散らかって見えるのはもうあきらめた(白目)。
モンテッソーリ教育では、こどもの自発性を尊重します。イヤイヤ期になるとこどもは「じぶんで!じぶんで!!」と四六時中怒っていますが(笑)、そもそもその前から、じぶんで興味のあるものを見つけて、じぶんで取り組む環境を整えます。
こぱるがハイハイしていたときは、ハイハイしている状態で見える位置におもちゃを並べ、蓋はせずに中身が一覧でわかるようにしていました。今はカラーボックスにトレーを置いて、ひとつのおもちゃ(お仕事)はひとつのトレーにそれぞれ入っています(モンテッソーリ教育では教具を「お仕事」と呼び、「お仕事」で遊ぶことを「お仕事をする」といいます)。
お仕事をするときは、椅子に座って机に向かいます。ひとつのトレーを棚から持ってくると、それを机に置いて取り組み、終わったら元の場所にしまって、それから次のお仕事を選んでまた取り組みます。
保育園ではこの流れができていますが、やっぱり家庭だとわたしがそばにいてアドバイスをしないこともあり、あちこちにトレーが散乱して大変なことになっています(笑)。本当はこうしなきゃいけないんだということがわかっていればいいかな。
我が家の「おもちゃ」の選び方
我が家では、おもちゃを「お仕事」、「知育玩具」、「楽器」、「単純なおもちゃ」、「絵本」とおおまかに分けています。
・お仕事…モンテッソーリ教育的な手作りおもちゃ。または教具そのもの。
・知育玩具…モンテッソーリ教育においてこぱるの発達に準じていると思える市販の知育玩具。型はめ、パズル、絵合わせカード、レゴ、おままごとセット、工具セット、積み木など。
・楽器…鈴、笛、マラカス、ボンゴ、ラッパなど。
・単純なおもちゃ…ぬいぐるみ、トミカ、電車、ハッピーセットでもらうようなもの。
お仕事は手作りが多いです。知育玩具や単純なおもちゃはおさがりやプレゼントでいただくことが多いかな。トミカは50台近くありますが、ぜんぶ頂き物で助かっています。
わたしがおもちゃを与えるときは、保育園でハマっているお仕事を聞いて同じものを作ってあげることと、同じく保育園でハマっているものを聞いて買ってあげることが多いです。「こぱるちゃんがレゴをひたすら作って、じぶんとおなじくらい高い塔を作ったんですよ!」と先生に教えていただいたときには、レゴ(デュプロ)を買い増しました。
最近はおもちゃ売り場にあった工具セットに大ハマりでした。ペグ打ちのように打つ練習にもなるし、ドライバーでねじ回しができたり、ペンチで引き抜いたりなど手指を使うこと(モンテッソーリ教育でいうところの「微細運動))になるので買い与えることにしました。
こんなかんじで、おもちゃを分類して、それぞれのバランスをみながら、こぱるの興味と手指の運動になるかどうかで選んで買い与えています。しっかしまさか、おままごとキッチンセットの横に作業台付きの工具セットが並ぶとは予想していませんでした(笑)。
手作りおもちゃいろいろ
こぱるが生まれてからいろいろ作りました。育休中に作ったものが多く、思いのほか長く遊んでいます。
段ボールのパズル1

段ボールのパズル2

洗濯ばさみでつまむお仕事

「枕草子」絵本

いないないばあ絵本


感覚絵本


歯磨きクマ

さきほどアップした棚の中にあるストロー落としやボール移しも手作りです。シール貼りのセットは手作りとはいえませんが、ネットでフリーの絵柄をダウンロードしてプリントし、小皿ふたつ(ひとつはシール入れ、もうひとつはごみ入れ)と一緒にトレーにまとめています。保育園にもあるお仕事が自宅にもあると単純なおもちゃより創意工夫するおもちゃを身近に感じてくれているような気がします。
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